先週の日曜日は物件の案内で月島へ行った。
コロナ禍ではあるが、多くのもんじゃ焼きのお店が営業していた。
月島といえば、もんじゃ焼きである。
メイン通りには、数十軒のもんじゃ焼きの店が立ち並び、
日本一の「もんじゃの街」といっても過言ではないだろう。
1991年。私は当時サラリーマンで、先輩に連れられて、生まれてはじめて
もんじゃ焼きを食べたのである。
値段の安さと、うまさが、これほど反比例する食べ物はそうはないと思った。
新入社員の給料でも十二分に満足できる量が食べれることに
一番嬉しかったのである。
それから、月島へは何度も通うようになり、
なじみの店もできるようになった。
どこの店も同じではないのだ。
全然違うと思う。特においしいとされる有名店のほぼすべてが、
店主みずからもんじゃを作ってくれるのだ。
自分でもんじゃを作る店も多数あるが、美味しく焼くのは素人がそう簡単に
できるものではないのだ。
今回のお客様は、この界隈の物件で決定をいただいた。
私はオススメのお店をお教えしたら、「何回か行ったことがあります」
といわれてしまった。話を聞いてみたら、数年前に月島に住んでいたとのことだった。
都心からとても近い場所にあるが、下町の風情を残した不思議な町である。
さすがに一人でもんじゃ焼き屋に入ろうとは思わなかったわけである。
コロナ問題が終了したら、また月島に来て、もんじゃ焼きを食べたいものである。
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