都心に行けばいくほど、マンション内での人間関係は希薄になっていく。
ウオーターフロントのタワーマンションなどは、ホテルのロビーと変わらないような
感じだったりするわけで、むしろ、挨拶をしないほうが普通だったりする。
一方、都心から離れれば離れるほど、マンション内の人間関係は密になっていく
わけである。そういう場所で挨拶をしないと、むしろ「変人」扱いされて
しまったりもするわけである。
新築のマンションでないかぎり、必ず一定のルールのようなものは
あるはずなので、それに従うのが正解である。
私がはじめてニューヨークに行った時、どこに行っても人が無愛想なのには
本当に驚いた。マクドナルドの店員も無表情で、
ホテルのエレベーターで挨拶する人も、ほとんど皆無だった。
これは米国流というよりも、ニューヨークのマンハッタンという場所が
特殊だということに、あとになってから気づいた。
ハワイなんかにいくと、どこにいっても、みんなにこやかで楽しげなのであるが、
本当にニューヨークは例外なのだと感じたわけである。
挨拶というのは、「私はそんなにおかしい人間じゃないですよ」ということを
相手に伝えることが、大きな目的である。
ゆえに、できる限り、挨拶はすべきであるわけである。
そういうけで、どんなに簡易でもいいので、挨拶はすべきであると思う。
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