申込は電話ではダメ!

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不動産賃貸物件契約における申込の定義についてお話をする。

多くのビジネスシーンの場合、申込というのは口頭であれ、

電話であれ、書類であれ、ほとんどのケースが法的な拘束力があると

されているが、賃貸の仲介に関してはちょっと違うのである。

どういうことかというと、他の様々な商品や商材と賃貸物件の契約は異なるからなのだ。

仮に十分なお金を所有していたとしても、それだけでは契約できないからである。

いくつかの審査があり、それを通過しないかぎり、契約には至らないのである。

よって申込というものも、口頭などで「申し込みたい」といっても、

それだけでは受理されないケースのほうが多いのである。

ではどうするのか?

指定の書類一式に記入し、免許書のコピーなどの必要書類を添付したものを

提出して、ようやく申込となるのである。

書類の量も決して少なくはない。一生懸命作業しても、30分くらいはかかるのが

普通である。しかも、その用紙もたいていは業者指定のものであり、

その専門用紙に自筆で記入することが一般なのである。

この仕事をやっているとよくあるのが、

お客様と内見をしていて、そのお客様が「この物件と契約したい」

といって、管理会社に電話すると、

「すみません。先ほど申込がありました」といわれることである。

その1時間前に確認して、申込がないことを確認していたにもかかわらず、

こういったことは日常茶飯なのである。

つまり、申し込むほうも書類を記入するのに、それなりに時間がかかってしまうので、

こういうことが多発するのである。

では物件を気に入ったら、その場で申し込めばいいと思うかもしれないが、そうはいかないのだ。

どういうことかというと、あなたと一緒に物件を見に行っている業者の多くは

管理会社ではなく、仲介会社だからである。

たまたま管理会社が仲介会社を兼任している場合であれば、

問題はほとんど起きないのであるが、世の中に存在している物件の、

90%以上は仲介会社を経由して出ているものだからである。

つまり、その物件を気に入って申し込もうと思ってその意思を仲介会社に伝えると、

その担当者が事務所に戻ってから、管理会社に連絡をして、ファックスやメールで

申込書を送ってもらい、それをお客様にファックスかメールで送り、

そこから足りない資料などをお客様が探して、申込書を送るのに1日くらいかかってしまう

ことは普通なのである。そして、その間に他の人が契約をしてしまうわけである。

よって、人気物件であればあるほど、契約するのは難しくなるわけである。

この流れをよく理解してもらい、

少しでも早く申込むように、心がけてもらいたい。

そうしないと、いい物件には入居できないと思ってもらって間違いないと思う。

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