SUUMOの秘密

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様々ある不動産関連ポータルサイトの王様がSUUMOである。

SUUMOなくして、不動産業は成り立たないといっても、過言ではないのだ。

99%の不動産業者はそう思っているはずだ。他のポータルサイトであっても、実は、いかにSUUMOと共存するかを

考えて行動しているわけである。

兎にも角にも、SUUMOはすごいと思っていて、間違いはない。

無論、彼らの繁栄が永遠に続くとは思わないが、令和4年4月の段階で、彼らがガリバーであることは疑いがないのである。

情報量と質に関しては、ダントツであるのがSUUMOなのである。

そのSUUMOに掲載されている物件でも、実際に確認してみると、すでに決定してしまっている場合が多くあるわけである。

現代のテクノロジーからすれば、決定してしまった物件を瞬時に削除することなど、大した技術ではないはずである。

でも、実際にはそうなっていないのだ。

例えば、同じ物件なのに、10社以上の仲介業社が名前を連ねている物件があるとする。(実際にはたくさんある)

その物件に申し込みが入ったとしても、自動的に削除される仕組みになっていないのである。

決定してから、ある一定の時間が経過すると、自動的に削除されるのであるが、この

「ある一定の時間」というのが、曖昧なのである。

意図的だったり、うっかりだったり、様々な理由で、決定の入力が遅れるからなのである。

考えてみるとわかるが、不動産業社にとって、その物件が決定して、SUUMOから削除されることの

メリットなど存在しないからである。

そこに掲載されていれば、無料の広告のようなものだからである。

どんなにSUUMO側が、規制をしようとしても、決定の入力が業者側の任意であり続ける限り、

この問題は永遠に続くのである。

1〜3月の繁忙期に関して言うと、感覚的には20〜50%くらいの物件が、すでに決定してしまっている

ような感じがする。

お客様から問い合わせがあり、我々仲介業社は、いちいち電話をかけて、管理会社の担当に話を聞くのである。

「申し訳ございません。先ほど決定してしまいました」なんてことを、口頭で聞かされるのが実態なのである。

不動産業界のネットシステムは、アナログとデジタルが混在している状況で、SUUMO自体も

そういう現状に即して、存在しているのである。

いずれ、すべての物件は、ひとつのデータベースに一本化され、タイムラグ無しで、

ユーザーが物件の情報を把握できる時代が来るはずである。

その主体が、民間企業であるリクルートが運営するSUUMOになるとは思えないが、おそらくあと10年くらいは

現在のSUUMO最強状態が継続するだろう。

ユーザーの利益よりも、大企業の利益が優先されるのが、日本という国家の日常だからである。

SUUMOに掲載されている物件がすでに決まっている場合が多いのは、必ずしもSUUMOの責任ではないのであるが、

彼らが本気でそれを改善しようとも考えていないのである。

企業は自分たちの利益を最大化することを目的にしているからである。

彼らは、彼らの利益を維持できる範囲のみで、改革を続けているわけである。

それは別に悪ではないと思う。

最近聞いた話なのであるが、結婚相談所のデータベースは、一本化されたとのことである。

間違いなく、それはユーザーにとってメリットがあるわけである。

不動産業界も同様に、SUUMOも含めたすべての物件が一つのデーターベース化されるほうが

メリットがあるに決まっているのである。

民間企業なのであるが、現状は役所に近い状況であり、かといってユーザー視点ではなく

民間企業ゆえに自社利益最大化を目的にしているのが、SUUMOなのである。

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